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オリーブオイルの人気品種紹介:独特の甘みが特徴の「アルベキーナ」

オリーブオイルソムリエのえーみーです。今回はオリーブオイル人気品種の一つ「アルベキーナ」をご紹介します。以前、スペインを代表する品種「ピクアル」をご紹介しましたが、結構YouTubeもご覧いただいていて、オリーブの品種も気にかけてくださっている方が増えてきて嬉しく思っています。スペインはオリーブオイルの生産量が世界一なので、品種も多い国なのでまずはスペイン産のオリーブ代表品種を押さえましょう!【 オリーブオイルの人気品種紹介:独特の甘みが特徴の「アルベキーナ」 】

オリーブオイル独特の甘みが特徴のアルベキーナ種

今回取り上げる「アルベキーナ」は、オリーブの実がぷっくりしています。スペインには200種類以上のオリーブの品種がありますが、代表格の一つ「アルベキーナ」はあまり辛みや苦味が強くない、どちらかというと甘みが特徴の品種です。

オリーブオイルに慣れている方やソムリエは、「甘み」と聞くと味や風味のイメージが湧くと思いますが、オリーブオイルにあまり慣れていない方は、甘みというと砂糖やフルーツのかなり甘みのある糖度をイメージする方もいるかもしれませんね。でもオリーブオイルの甘みは、そこまで甘い味や香りではないです。オリーブオイル自体にある程度の苦味や辛みは本来あるものなので、口に入れた瞬間、「甘い!!」ということにはなりません。

オリーブオイルの人気品種紹介:独特の甘みが特徴の「アルベキーナ」

まずは「アルベキーナ」のオリーブオイルを香ってみてください。バナナ、アーモンドやパッションフルーツ等南国系フルーツのような甘い香りをもっているのが、アルベキーナの特徴です。そして、口に含んでみるとまったりとした甘い香りを感じ、それが喉を通った時にわずかに辛みを感じます。

アルベキーナは他の品種とブレンドされても良いバランスに

同じアルベキーナの品種を使っていても、それぞれのメーカーで風味はだいぶ異なります。アルベキーナ品種だけで作っている単一品種のオリーブオイルもあれば、アルベキーナ独特の甘い香りを他の品種とブレンドすることで良いバランスのオリーブオイルを作っているメーカーもあります。また、早摘みといってまだ実が青い時期に収穫するメーカーもあれば、完熟したアルベキーナを使っているメーカーもあります。単一かブレンドか、ブレンドの場合はどういう組み合わせにするか、または収穫時期の違いによって風味が異なるんですね。あるメーカーでは、完熟したアルベキーナに燻製の香りをつけて美味しいオリーブオイルに仕上げているところもあります。

フルーツとの相性が抜群のアルベキーナ

甘い魅力的な香りをもっているので、料理だけでなくフルーツとの相性もとっても良いオイルです。スペインのオリーブオイルEXPOに行った時、テイスティングをさせてもらったのですが、そこでカットしたリンゴに砂糖とシナモンをかけて、いくつかのオリーブオイルをかけて比べてみたのですが、アルベキーナをかけると極上のアップルパイのような仕上がりになり、びっくりしました! フルーツとの相性がとても良いのがこのアルベキーナです。

もう一つオススメしたい食べ方は、ドライフルーツにかけていただく食べ方です。レーズンとの相性も抜群なのでぜひ、試してみてください。(eオリーブオイル選びのサイトで紹介しているオリーブオイルの商品情報には品種も書いてありますので、ぜひそちらも参照してみてください!) ぜひ、スペインを代表するオリーブ品種の一つ「アルベキーナ」覚えておいてくださいね。

この後もいろいろな品種ご紹介していきます。もし皆さんが気になる品種があったら、YouTubeのコメント欄にぜひ書いて教えて下さい。では、次回までほなさいなら〜

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