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マドリードでオリーブオイルを買うならここ!! はずれ無しのオリーブオイル専門店3選 【オリーブ世界一の国 スペインから】

Hola!! スペインの入国規制が緩和され、日本からの観光客もようやく入国ができるようになりました。日本への入国はまだ厳しいままですが、きっともうすぐ気軽に往来ができる日がやってきますね。今日はスペインのマドリードで高品質のオリーブオイルを買える専門店の最新情報をお教えします。【 マドリードではずれ無しのオリーブオイル専門店3選  】

スペインー日本間で唯一の直行便が飛んでいるのはイベリア航空のマドリードー成田線です(現在はコロナ禍で運航休止中ではありますが)。他の航空会社を使っても発着フライト数が多い首都マドリードに滞在する方も多いのではないでしょうか。マドリードに滞在されたら、ぜひ訪れてほしい安心して買い物ができるオレオテカ(oleotecaスペイン語でオリーブオイル専門店の意味)が今日ご紹介する3店です。

Alma de AOVE(HPはスペイン語のみ)

住所:   Calle Castelló 14, Madrid

地図:   https://g.page/alma-de-aove?share

最初にご紹介するのは、サラマンカ地区にあるAlma de AOVE(アルマ・デ・アオベ)です。AOVE(アオベ)というのはAceite de Oliva Virgen Extraの略、エキストラバージンオリーブオイルのことです。

マドリードではずれ無しのオリーブオイル専門店3選

まるでフレグランスショップのようなスタイリッシュなオレオテカ

グラナダ郊外に家族のオリーブ畑を持つオーナーのアルムデナは、子どもの頃からオリーブ文化に触れて育ちました。一時期ベルギーのブリュッセルに住んでいたそうですが2年前にマドリードに戻り、今年オープンしたのがこのオレオテカです。今までのオリーブオイル専門店とは少し異なる雰囲気のスタイリッシュなオレオテカです。

笑顔がステキなオーナーのアルムデナ

有機やビオディナミ、伝統式植栽培法の畑で作られたオリーブオイルや自分が共感できる生産者のオリーブオイルを中心に販売しているそうです。もちろんどれも品質はお墨付き。テイスティングカップもリサイクル可能な素材を使い、商品もビニール袋ではなく再生紙を使った袋に入れるなど環境保全に対するこだわりも感じます。地下にある小さなスペースではテイスティング講座も開催しています。

販売しているオリーブオイルはどれもテイスティング可能なので、好みのオリーブオイルを探すことができます

サラマンカ地区は日本で例えると青山のようなおしゃれな地区なので、Alma de AOVEに行く際にはショッピングやお食事もお楽しみください。

 

●Oliva Oliva(HPはスペイン語、英語、フランス語、オランダ語)

住所:   Calle Luis Vives 8, Madrid

地図:   https://g.page/olivaolivaexperience?share

続いてご紹介するのは、Oliva Oliva(オリーバ・オリーバ)。以前は小さな店舗だったのですが、昨年11月に移転し、品揃え豊富な大きな店舗になりました。

マドリードではずれ無しのオリーブオイル専門店3選

昨年移転してこれまでの何倍もの規模の店舗に

常時、約500種類ものオリーブオイルを揃えているOliva Oliva。地下にはまだ手付かずのスペースがあり、いずれはここでテイスティング会を開けるようにしたいとお店のスタッフが話してくれました。マドリードの中心部からは少し離れているものの、ネットを見て訪れるお客さまが多いとのこと。スペイン人以外にイギリス、フランス、ドイツ、デンマークなど健康に気を遣う外国人もよく訪れるそうです。

どこにも負けない豊富な品揃えのオリーブオイルで壁は埋め尽くされている

日本でもお馴染みのコンクール上位入賞のオリーブオイル詰め合わせセットはギフトにも最適!

IOC(国際オリーブカウンシル)本部はここから歩いて7分。Oliva Olivaで買い物のついでに、IOC前にあるオリーブをくわえた鳩の像をぜひ見に行ってほしいです。

 

La Comunal(HPはスペイン語のみ)

住所:  Calle de Mejía Lequerica 1, Madrid

地図:   https://goo.gl/maps/WUb7vNMHcrAKEufy7

最後はマドリードのオレオテカの老舗も老舗、La Comunal(ラ・コムナル)です。なんと創業は1960年! オリーブ関連の財団、Fundación Patrimonio Comunal Olivareroが母体です。

マドリードではずれ無しのオリーブオイル専門店3選

60年以上の歴史があるオレオテカの外観はコロニアル風

La Comunalは2020年9月にリニューアルされ生まれ変わりました。驚いたのが新たに導入されたオリーブオイル情報表示システム。店内に設置されたスクリーンの前にボトルを置き側面のバーコードを読み込ませると、品種、生産地、風味、おすすめの食べ方、値段などの情報が出てくるのです。オリーブオイルの透明性が一歩進んだ画期的なシステムです。現在は120メーカー計250種類のオリーブオイルを扱っているとのこと。ここも地下にスペースがあるので、今後は積極的にイベントを開催していくそうです。

商品情報がスクリーンに映し出される画期的なシステム

天井には圧搾マットの装飾が施されている

スペインではどこでもオリーブオイルが購入できる一方で、質が良くないオイルが販売されていたり、せっかく質の良いものでも保存状態が悪かったり、前シーズンのものだったりと残念なことが多々あります。お土産屋さんの店頭で太陽や光に当たっているものなんて論外です。

だから、オリーブオイル専門家がいるオレオテカはありがたいのです。オリーブオイルの正しい知識を直接消費者に伝えることができるこういう専門店の存在は、オリーブオイル業界の発展には不可欠です。これからもっともっとオレオテカが増えることを願っています。

それでは、hasta luego!(田川敬子)

   
     
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