【オリーブ世界一の国 スペインから】
オリーブオイルを使ってスペインのクリスマス⛄定番菓子「ポルボロン」をつくろう!!
【オリーブ世界一の国 スペインから】

自宅のオーブンで焼いたクリスマスの定番菓子「ポルボロン」
Hola!! 12月中旬になり、バレンシアの町はすっかりクリスマスモードになりました。スペインのクリスマスは、日本人が想像する西洋のクリスマスとは異なる点がいくつかあります。その中のひとつ、
毎年10月末になるとスペインのスーパーに早々とクリスマス菓子コーナーがお目見えします。「ポルボロン」と「トゥロン」は代表的なクリスマス菓子で、どちらにも地中海の恵みであるアーモンドが使われています。ポルボロンの産地として有名なのは、アンダルシアにあるセビージャ県エステパの町、そこはオリーブオイルの産地でもあります。
市販のポルポロンはたいてい油紙に包まれて両端がねじってあり、見た目がとてもかわいらしいのです。ほろほろと崩れやすいので、包みを開ける前に手のひらでギュッと握ると食べやすくなるんですよ。

クリスマス市場で売られていたポルボロン。油紙で一つずつ包まれている
一般に、スペインのお菓子に使う油脂はバターではなくオリーブオイルやラード。もしかしたら沖縄のお菓子に似ているかもしれません。ポルボロンにはラードが使われることが多いものの、オリーブオイルバージョンもあります。日本でも最近は一部の洋菓子店でポルボロンを売っていると聞きましたが、おそらく日本人の好みにアレンジされたお味になっていると思います。今年のクリスマスはご自宅で、スペイン伝統レシピの素朴なポル
【材料】5㎝の円形で約30枚分
- 小麦粉(あれば製菓用) 300g
- アーモンドプードル 100g
- 粉砂糖 110g
- オリーブオイル 110~120ml
- シナモンパウダー 小さじ半分~1杯(お好みで)
- 塩 ひとつまみ
特別な材料は不要。家にある材料でできてしまうのも魅力の一つ
【作り方】
① オーブンの天板にクッキングシートを敷き、
② 冷めた小麦粉とアーモンドプードルをボールに入れ、粉砂糖、シナモン、塩を加えて軽く混ぜ合わせる。そこにオリーブオイルをまず100ml加え、ヘラでサッと混ぜた後、手でこねあわせる。生地がまとまらないようなら少しずつオリーブオイルを足していく。分量や作り方は違いますが、この動画の1分のところにある生地のまとまり具合が参考になります。
③ 生地を丸めてラップで包み、30分寝かす。
④ 生地を1㎝くらいの厚さにのし、直径5㎝ほどの円形に型抜きする。
⑤ 天板の上にクッキングシートを敷き、型抜きした生地を並べる。崩れやすいので扱いに注意。180~185度で12~15分焼く。生地の上に白ゴマやスライスアーモンドをのせてもOK。
⑥ 焼きあがったらオーブンから出し粗熱を取り、
料理が苦手な私でもとってもおいしくできました。焼き色がなかなか付かなかったので時間より長くオーブンに入れ、少々焼き過ぎてしまったかな…と思ったものの、息子もおいしい!とたくさん食べてくれました。ラードを使ったお菓子の味は苦手なのですが、オリーブオイルのポルボロンは風味がよくとってもおいしいのです。
製菓には、マイルドなタイプのオリーブオイルを使うといいと言われているので、アリカンテ北部原産のブランケタ種のエキストラバージンオリーブオイルを使いました。この秋に搾ったノンフィルターの新油です。

バレンシア南部からアリカンテ北部で栽培されているブランケタ種
所要時間1時間半程度で簡単にできますので、皆さんもぜひスペイン伝統のクリスマス菓子を作ってみてくださいね。
それでは、よいクリスマスを。Hasta luego!!(田川敬子)