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イタリアの人気オリーブ品種解説「コラティーナ」

Ciao! オリーブオイルソムリエのえーみーです。今回は前回の「オヒブランカ」に引き続き人気のオリーブの品種をご紹介します。今回は、皆さんお待ちかねのイタリアの人気品種「コラティーナ」です。コラティーナは南イタリアの代表的な品種で、この品種のオリーブオイルを扱っているメーカーさんも多いですよね。そして、多くの日本の皆さんがイメージする「ザ・オリーブオイル」はコラティーナの風味であることが多いのではないでしょうか。【 イタリアの人気オリーブ品種解説「コラティーナ」 】

緑茶やゴーヤのような濃い緑を彷彿させる濃い緑の香りが特徴

南イタリアのプーリア州(地図でいうと、ブーツのヒールの辺りですね!)がコラティーナの生産地としては有名ですが、その他の国でも作られている品種です。味の特徴は、青草のとても濃い緑の香りをイメージしてください。緑茶やゴーヤのような濃い緑を彷彿させる香りが特徴のオリーブオイルです。辛みも旨みもあり、甘みというよりしっかりパンチのある緑感の強い辛みがある、わたしの中では「男気のあるオリーブオイル」(?!)のイメージがあります。

「サラダに合うオリーブオイルありますか?」とよく質問されるのですが、サラダに合わないオリーブオイルがあったら持ってきて!というくらい、どのオリーブオイルもサラダには合います。ただ、そのサラダの中でも特に緑感の強い野菜を使っている場合、例えば、春菊、セルバチコ、沖縄にあるハンダマ(一般的には金時草)など、苦味を感じるような香味野菜系や、緑黄色野菜の中の葉野菜でもかなりしっかりとした緑色がついている野菜との相性がとても良いオリーブオイルです。

イタリアの人気オリーブ品種解説「コラティーナ」

緑感の強い春菊や煮込み料理にも合うコラティーナ品種のオリーブオイル

コラティーナはもちろん、辛みも苦味もしっかりしているので、煮込み系の料理との相性もいいです。南イタリアの料理、イメージできますか?イタリアの中でもしっかりした味の料理が主流の地域で使われているオリーブオイルなので、トマトの煮込みや赤ワイン煮込みでもいいです。意外かもしれませんが、カレーとも相性がいいとわたしは思います。味の濃いお料理にも負けないオリーブオイル、コラティーナ種です。

インティニ社のBIOというオリーブオイルを輸入販売している方から教わったのですが、ダークチョコレートのケーキに合わせるとコラティーナのオリーブオイルはとてもいい!と勧められたのですが、本当に相性がいいのです。料理以外にもスイーツ、特に苦味もある濃いチョコレートとの相性もとっても良いのでぜひ試してみてください。

ダークチョコレートの相性も抜群のコラティーナ

先日、アルゼンチン産のコラティーナを試してみたところ、このコラティーナはそれほど苦味や辛みは強くなかったんですよね。生産国や収穫時期によっても、同じコラティーナでも多少風味に違いはあるので、国違いのコラティーナを買って試してみるのもオススメです。

パンチのあるオリーブオイルをお探しの方、イタリアのコラティーナ種、ぜひ覚えておいていただきたい品種の一つです!いろんな国のいろんな品種、まだまだご紹介していきますので楽しみに待っていてください!

ほな、次回までさいなら!

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