良いオリーブオイルに重要な気候上の3つの条件
オリーブオイルYouTuberのえーみーです。前回に引き続き、日本オリーブオイルソムリエ協会の多田理事長と、ビストロ・モンマルトルの植村シェフと対談第3弾の様子をお届けしたいと思います。【 良いオリーブオイルに重要な気候上の3つの条件 とは?】
今年収穫されているオリーブの出来はどう??
「去年、フランスのプロバンス地方のオリーブが不作だったという話を聞いたのですが、その原因を教えてくれますか?」まっすぐな眼差しで多田理事長に質問した植村シェフ。
これに対し多田理事長は、オリーブにとって天候要因で大事なポイントが3つあることを教えてくれました。
1つ目は、オリーブは春にオリーブの花が咲くのですが、花が咲く時に雨が降っているとアウトなんですと。去年はフランスだけではなく春先の天候不順で、花芽も育ちづらかったし、実が少ない畑が多かったようです。
2つ目は、夏場の成長期に雨がしっかり降ることが重要。
そして3つ目は、収穫時まさに今の時期の天候。収穫時の天候が良くないとちゃんとした収穫ができずに良いオイルが搾れないそうなのです。こんな話を聞くと、オリーブが自然の影響を大きく受ける農作物であることを改めて実感しますね。
そして今年のオリーブの実の出来は??
多田理事長曰く、今のところ生産者に聞いている限りではなかなか順調のようです!今が収穫時期なのでまた、情報は今後も収集していきたいと理事長は仰っていました。
そろそろ新油が出き上がっていること。搾油したばかりの今年のオリーブオイルが日本に届くのが待ち遠しいですね。(榊田えみ)
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