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5月は待ちに待った開花の時!
白く小さなオリーブの花にまつわるお話
【オリーブ世界一の国 スペインから】

野の花が咲き春爛漫のオリーブ畑

Hola!! 春の景色の美しさは世界共通ですね。オーガニック農園など下草を刈らないオリーブ畑には野の花が咲き、目を楽しませてくれています。4月も半ばとなり、スペインはそろそろオリーブの開花時期です。今回はオリーブの花についてお話しします。

まだ小さくてかたいオリーブの花のつぼみ

立地条件や品種にもよりますが、オリーブの木には3月半ばから4月上旬頃に小さな芽が顔を出します。最初は葉や枝になる芽なのか花になる芽なのか見分けがつかないものの、少し成長すると区別できるようになります。枝の先端に出る芽は葉や枝になり、葉っぱの付け根の芽は花になることが多いそうです。

ほころび始めたオリーブの花のつぼみ

花になる芽はだんだんと蕾の形状になり、開花が近づくとぷっくりと膨らみ色も白っぽく変わります。そして早いところでは4月下旬には花を咲かせ、ピークは5月。皆さんはオリーブの花を見たことはありますか? 白く小さなかわいらしい花で、ひとつの茎に10から30もの花が連なります。開花期間は意外と短く、1週間以内に散ってしまいます。初めて見た時にどんな香りかしらと顔を近付けたものの香しさはなく、オレンジの花のような香りを期待していたためちょっと残念でした

ほころび始めたオリーブの花のつぼみ

小さな花には花粉がぎっしり。世界のオリーブオイルの2割を産出するハエンなどの生産地では花粉の飛散量が甚だしく、毎年オリーブの花粉症に悩まされる人が大勢いるんですよ!息子が小さかった頃にアレルギー検査を受けた時、検査項目に「オリーブ」とあり驚きました。日本と同様、天気予報やニュースでも花粉飛散が話題になります。日本ではスギ花粉に悩まされた私ですが、オリーブのアレルギーはないようでホッとしています。

満開のオリーブの白い花

オリーブは風や昆虫によって受粉がおこなわれますが、同じ品種同士の自家受粉では結実しにくい性質を持っています。そのためご自宅の植木で果実をならせたい場合は、最低2品種育てることがポイントです。前述のようにたくさんの花が咲きますが、実になるのはその10%程度だと言われています。それがぐんぐん成長し、秋には油分をたっぷり含んだ果実になるのです。

花がすっかり散った後に残る結実したばかりのオリーブ

ところで、オリーブの花言葉はご存じですか?正解は「平和」「知恵」「勝利」です。オリーブは平和のシンボルと言われ国連の旗のデザインに用いられていますが、これは旧約聖書のノアの方舟の話に由来しているのだとか。また、知恵や勝利はギリシャ神話の女神アテネとポセイドンの覇権争いからきています。この話はおもしろいのですがここに書くと長くなってしまうので、興味のある方は探してみてくださいね。なお、オリーブは5月26日の誕生花になります。

オリーブがデザインされた国連旗

ここスペインではこれからしばらくは、オリーブの白い花の開花を待ちわびる日になりそうです。

それでは、hasta luego!!

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